2026/01/10 13:38
shelivesherは、1型糖尿病の患者様が「自分らしい人生を生きる」「仲間とお互いにエンパワーメントしていく」ことをお手伝いしたい、というコンセプトのもと作られたブランドです。
このコンセプトのもとブランドの購入者様にインタビューを行い、ご購入のきっかけなどを共有させていただいております。
今回はT1D Barbieをご購入くださいました、によ先生 様からのお声を掲載いたします。
(目次)
1、1型糖尿病の当事者としての思い
2、お仕事や日常生活の中で、持病に関連して気をつけていること
3、若い人、子供へのアドバイス
1、1型糖尿病の当事者としての思い
保育士、幼稚園教諭として働き始めて5年目の2020年に1型になりました。職場の健康診断で血糖値がC判定でしたが特に症状はなく、忙しいからと半年放置していたらいよいよ顕著に症状が出てきて即入院。遺伝でも生活習慣でもないのになんで?!という感じでした。
家族に心配かけたくない、頼りたくないという思いが変に意地になって、なるべく今まで通りの生活を送るようにしていましたが、今思えばとっても苦しかったです。
SNSではさやかさんをはじめ、たくさん情報を発信している方はいたのに、当時はSNSも見ないようにしていたので、「早く知っていたらよかったな〜」と後悔というか、意地になっていた自分に反省です。笑
仕事上、ペンよりポンプの方がラクなので、発症して半年でポンプに切り替えました。これからも医療の進歩に期待しています!
・お仕事や日常生活の中で、持病に関連して気をつけていること
子ども達の前では倒れないように、それだけは気をつけています。
今現在は保育士として園で働いています。職場には病気のことを伝えていますが、子ども達、保護者は知りません。遠足で弁当を食べたり、子ども達と手作りして食べたり、プールに入ったり走ったり散歩したり、毎日違うことが起きる園生活での血糖値の管理はかなり難しかったです。子ども達を見つつ、注射していることには気付かれないように…。低血糖予防に多めに食べておく生活でA1cは高いまま…。みたいな感じで、いったん仕事を辞めようと思いました。
そこでポンプという選択肢を選びました。今は780バージョンになって血糖値の管理もしやすく、A1cは6.0%前後をキープできています^ ^
今後、もし同じ病気のお子さんが入園してきたら、サポートしてあげたいなと思っています。
もうひとつ、低血糖になるサイン、どうやったら血糖値が安定するか、人によって違うと思います。それに自分で気づけるようになることも大切だと思います。
こういう時の低血糖は危なくて、こういう時は大丈夫、とか。インスリン打って15分後に食べるとが効きがいいとか。私の場合、食べ歩きがめちゃくちゃいいです!旅行先の方が血糖値が安定していたりします笑
・若い人、子供へのアドバイス
自分のことをもっともっと大切にしようと思えるようになりました。助けて〜手伝って〜と頼っていいのです。頼れるようになったのも病気のおかげです。
SNSにも頼れる場所はたくさんあります。いろいろな情報、活動の発信を見て知識もつくし、つながりができていきますよ。
ひとりじゃないことがわかると、自然と新しいことにもチャレンジできるようになりました。少しずつでいいので自分を知って、自分を大切にして、進んでいきましょう。きっと大丈夫!
4、筆者より
によ先生 様は今回のインタビューで、ご病気発覚後にご自身が抱えられた悩みや周りの方への思いをお話しくださいました。その上での「頼っていい」「きっと大丈夫」という言葉はとても温かく、心に残るものでした。
また保育園の先生として日々さまざまな状況に向き合われている中でのアドバイスは、多くの方に日々の生活を送る上でのヒントとして受け取っていただけると思います。
